認知症の父との暮らし。最初は辛かったけど今は面白いと感じることもある

私の父は2年前から認知症になりました。私は一緒に同居しています。始めの頃はやはり心積もりが出来ていないうちにいきなり介護生活が始まったものですから、パニック状態になり精神的にもかなりつらかったです。

本人も大変だったと思います。とにかく日常生活すべてのことが自分で出来なくなってしまって、こちらがすべて次に何をやるのかひとつひとつ指示をしないといけなくなりました。それがもう本当に大変で、一日中父のことで時間が取られてしまってくたくたでした。

しかし、父が急に悪くなったのは薬が合っていなかったからだということも分かって来て、薬を中止しました。(アリセプト)そこから段々調子が良くなってきました。もちろん認知症が治ってしまった訳ではありませんから、おかしなところは今もあるのですが、それでも大分色々なことが分かるようになってきました。

自分で自分のことも大分できるようになってきました。すべてを一日中指示しなければならないということはなくなって本当にありがたいです。ここ最近はおどけてみせたり、ふざけて踊って見せたりするようなこともあって、家に笑顔が増えてきました。

昨日もおかしなことをしてみせました。それはテレビでチンパンジーの話をやっていて、それにつられたのか手を叩いてみせたり、胸を叩いてチンパンジーの物まねをやってみせてくれました。やりながら自分でもおかしかったらしく「ふふふ」と笑っています。

面白かったので、次に「象をやって」とリクエストすると、手で鼻を作って象になってくれました。次は「鶏」をお願いすると、羽を作ってちょこちょこ歩きました。最後に「蛇」をリクエストすると、手でにょろにょろするのかなぁと予想していたのですが、首だけでくねくね蛇を表現してくれて、思わずおかしくておかしくて大笑いしてしまいました。

本人も受けたので喜んで笑っていました。介護生活は大変さもありますが、そんな楽しい時間もあるのです。

認知症 原因